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万葉集の中に
 「いにしえの 人の植けむ杉が枝に かすみたなびく 春は来ねらし」という短歌があります。
 日本では万葉人(ひと)が「いにしえ」と呼ぶ古い時代から 営々と植樹がすすめられてきたことがわかります。
 日本人のものの考え方、 例えば他人への思いやりや感謝の心などは、 おそらく森を大切にする気持ちを通じて培われたものであり、そこに日本人の心の原点があるのではないかと思います。
 今、その心の原点が忘れられているような気がします。
森づくり運動は単に木を植える行為であるばかりでなく、今、忘れかけている日本人の心を呼び戻す運動でもあると思います。
 私たちは今日の豊かな生活と引き換えに豊かな森を失いかけています。
 私たちの森林トラスト運動は、豊かな森を取り戻すためのほんの一握りでありますが、皆さんのご協力を得て環境改善の台風の目になりたいと考えています。どうぞ、お力を貸しください。

―北海道の森づくり推進のための森林トラスト運動―

森林トラスト運動


  • 当会は皆さんの会費や寄贈などにより、放置された山林や原野などを整備する「森林トラスト運動」を中心に、  2006年から長期にわたり森づくりに取り組んでいます。

  • 私たちの暮らしに計り知れない不可欠な恩恵を授けている「森林の働き」と「森林トラスト運動」との関係について、紹介します。

〇森づくりの実践例・・・・・「函館未来の森」


・「函館未来の森」は、函館山から市街地を挟んで向かいにあり、函館山の夜景と対比して、裏夜景と呼ばれ、景色の素晴らしいところです。

・株式会社西武建設運輸さまから5ヘクタールの土地をお借りして、森づくりを始めた当初は、不法にゴミが捨てられゴミ捨て場と化していました。

・当会では、2006年からゴミを整理し、春には植樹、秋には育樹をすすめています。その間、地元の「国の華幼稚園の園児」の皆さん、函館サンモリッツ植樹ボランティアの皆さんなど、多くの方々の協力のもと、森づくりをすすめてきました。

・サクラを主体とした植樹でしたが、途中、野ねずみの食害にあい大変でした。が何とかクリアして今では春に花をつけるようになり、林の様相を呈してきました。

・これからも手入れが必要ですが、園児たちの“もりのくまさん”の歌声を聴きながら森づくりに励んでいきます。


森林トラスト運動にご協力ください


 私たちは、荒れた山林や原野を取得し北海道の森林を再生する「森林トラスト運動」を進めています。当会の主旨にご賛同の方はぜひ、ご入会(一般会員・賛助会員)ください。また、ご寄付、山林や原野のご提供なども承っております。

~当会の主旨にご賛同の方~

・入会(一般会員、賛助会員)

・寄付金や山林や原野のご提供などを承ります

*お問い合わせ

事務局携帯 / 090-4255-6308