令和6年度活動報告

令和6年度(2024)活動報告

(1) 通常総会の開催

4月22日(火)、林業会館3階大会議室において、30名の参加により通常総会が開催され、事務局から提出された議案が原案のとおり承認されました。
その後、引き続き、本格的な農耕を行わず、狩猟生活を生活の基盤として、1万年もの長期にわたり持続可能な社会を作り上げ、独自の繁栄を達成した世界に類のない日本人の原点とも言われる縄文文化の真実に迫る「DVD(アジア巨大遺跡)」の上映を行いました。

(2) 函館・未来の森

① 春の植樹(『未来の森函館20年!』記念植樹祭)

 2024年で、森づくりに着手して20年を迎えたことから、5月17日(金)に記念植樹を実施しました。当日はあいにくの雨でしたが、冨原亮北海道議会議長、大泉潤函館市長、寺田宏北海道水産林務部林務局長ほかのご来賓をはじめ、国の華幼稚園(函館市染川町)、はこだて広域森林組合、函館サンモリッツくらぶ、渡島総合振興局の皆様方を迎え、当会会員を含めた92名の参加により盛大に開催されました。

② 秋の育樹

 10月25日(金)、渡島総合振興局、函館サンモリッツくらぶ、当会から石子理事長はじめ、中川函館支部長ほか、合計29名が参加して、野ネズミ被害防止用袋の撤去及び冬囲いの設置をすると供に植栽地周辺の下刈り等を行いました。

(3)  八雲・茨木記念の森

 5月16日(木)、主伐跡地の森づくりを目的にトドマツの植栽を行った地区について苗木の生育状況を確認しました。また、10月24日(木)には、高齢樹木林主伐跡地に針広混交林の造成を目的に植栽を行った地区において、野ネズミによる被害が確認されたため、山越郡森林組合に委託し下刈りの実施とトドマツ250本の補植を行いました。

(4) 第74回北海道植樹祭に参加

 5月19日(日)、苫小牧静川「苫東・和みの森」において、「澄んだ空 緑あふれるエコの国」を開催テーマとした第74回北海道植樹祭に、石子理事長ほか5名の会員が参加し、森林の再生に向けて植樹を行いました。

(5) 当会が所有する山林の現地調査

 10月31日(木)に2021年に間伐を実施した月形地区、11月6日(水)に壮瞥・ニセコ地区の森林現況の調査を行いました。今後は、標準値調査を行うなど成長量を確認しながら的確な整備計画の策定に向けた検討を行いました。

(月形地区)